11月11日実家で法事があり行ってきた
祖父母のそれぞれ37年23年の法要だった
子供の頃、兼業農家である我が家では両親は働きに出ており、
「じいちゃん」「ばあちゃん」が面倒を見ていてくれた
兄二人、末っ子娘の私は祖父母にずい分とかわいがってもらった
じいちゃんは嫁である母には、それなりに厳しかったようだが
私にはとっても優しいじいちゃんだった
字を教えてくれたのもじいちゃんだった
保育園に行くのにバス停まで自転車で送ってくれたのもじいちゃんだった
お風呂はほとんど、ばあちゃんと入った
だから今でも熱い風呂が好きー
ばあちゃんは誰から見ても仏様のような人だった
小さい頃つらい環境で育ったそうだが微塵にも感じさせない
いつもまん丸顔のまん丸笑顔のばあちゃんだった
和尚様の読経の間、そんなじいちゃんばあちゃんを偲びながら
部屋があったかくて、ついコクリコクリしてしまった
(一番後ろなのでよかった~)
久しぶりに、おじさんおばさん達とも顔を会わせたり
姪っ子の2ヶ月の赤ちゃんを囲んで和やかに過ごした年忌法要だった
* 版画家 斉藤清 作 『かすみ 慈愛』
残念ながら版画ではなくシルクスクリーンです