「つるし飾り」作品展

 
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11月のはじめにわが町でも文化祭行事がありました。
「つるし飾り教室」の作品も毎年出展しているのだそうです。
 
わたしの作品は…と言うと、
期間の途中からの入会だったので数が揃わず
丸く下げた本来のつるし飾りは仕上がらなかったため
個々の細工物の意味を紹介するのに使うことになりました。
 
 
 
上の画像の真ん中あたりーーー
 
 
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壁に平面に吊るして
それぞれに意味を添えてあります。
 
 
 
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【唐辛子】
可愛い娘に虫がつかないように
 
 
 
 
 
他の細工物の意味も書いておきましょう。 
 
左から、1本目上から下へ
 
【幸せ座布団】
布を4枚縫い合わせることから、幸せ(四合わせ)になるように。
 
【タケノコ】
竹のようにスクスク育ちますように。
 
【うさぎ】
赤い目のウサギは呪力があるとされ
神様のお使いとも言われています。家内安全。
 
2本目
 
【宝袋】
心が豊かになりますように。
お金に不自由しませんように。
 
【豆】
まめまめしく、こまめに達者で、息災で。
 
【おくるみ人形】
可愛い子がすくすく育ちますように。
 
3本目
 
【櫛】
美しい黒髪になりますように。
 
【唐辛子】
可愛い娘に虫がつかないように。
 
【三番叟(さんばそう)】
能でお祝いにつきもの。
子供が舞うことで病気にならない言われている。
 
4本目
 
【七宝まり】
何事も円満でありますように。
七つの宝。
 
【あやめ】
厄除け・魔除け。
 
5本目
 
【桃の実】
邪気・悪霊を退治し延命長寿を意味します。
 
【柿】
柿が赤くなると医者が青くなる。
柿の実は滋養があります。
 
【鶴】
長寿で縁起が良い生き物の象徴。
 
以上が私の作った細工物です。
ほかにも数十種類のたくさんの細工物があるようです。
 
一つ一つに意味があり、
子供や孫の成長・無病息災を願いながら
思いを込めて作っています。
 
 
 
出展された作品の一部をご紹介しましょう。
 
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【こいのぼり】
言わずと知れた成長祈願ですよね。
 
 
 
他にもたくさんの作品があるのですが、
最後に先生の作品を。
 
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民話の【かさ地蔵】
なんとも可愛らしかったです。
 
 
この作品展で教室は冬期間お休みに入ります。
冬にこそ、ちくちくと縫い物するのにちょうどいいのになぁ~
来春を楽しみに待つことにします。
 
(来年こそ、つるし飾りが仕上がりますように~)